Column
自分に合った補聴器の選び方
1. 自分の聴力を知る
補聴器を選ぶ際、まず重要なのは、自分の聴力の状態を正確に理解することです。聞こえづらさの原因や程度は個人によって異なるため、適切な補聴器を選ぶには専門的な聴力検査が欠かせません。当院では、専門の測定機器を使用し、患者様一人ひとりの「きこえ」の状態を詳しく診断します。その結果を基に、生活スタイルや希望に合った補聴器選びをサポートいたします。
2. 補聴器購入前に知っておくべきこと
補聴器を選ぶ前に知っておいていただきたいことがあります。
・補聴器と集音器の違い
補聴器は医療機器として認可されており、難聴の補助に特化した設計がなされています。一方、集音器は医療機器ではなく、音を大きくするだけの機能にとどまるため、難聴改善には不向きです。正確で安全な補聴器を選ぶことが大切です。
・両耳装用と片耳装用ではどちらがいいのか?
補聴器を検討されている方から、「補聴器は両耳装用と片耳装用のどちらがいいですか?」とご質問をいただきます。
当院では、以下の理由から、両耳装用をお勧めしています。
・音の方向が分かりやすい
・より小さな音に反応できるため疲れにくい
・騒音下での聞き取りが向上する
・どちらか一方の脳を衰えさせないためにも、両耳から刺激を与えることができる
3. 補聴器の種類
補聴器の種類についてご紹介します。
◆耳あな型補聴器
耳の中に収まる小型の補聴器で、目立たないデザインが特徴です。マスクや眼鏡の使用に干渉しにくい点が魅力です。
◆耳かけ型補聴器
難聴の程度が軽度から重度まで幅広く対応でき、ファッション性に富んでいるのが特長です。スタイリッシュなデザインで補聴器に見えない形状もあります。
◆ポケット型(箱型)補聴器
本体とイヤホンがコードでつながっており、ポケットに入れて使用できる補聴器です。本体も大きくコードがありますが、自分の目で見ることができ操作が楽です。
◆オーダーメイド補聴器
どの補聴器も自分の耳に合わなかった場合は、オーダーメイドでの注文がおすすめです。特に耳あな型補聴器はオーダーメイドで作成される方も多く、耳の穴にぴったりと収まるようにデザインしてくれるので、フィット感が高い点が魅力的です。
オーダーメイドの場合、価格がメーカーによって異なりますので、コストが気になる方は事前にご相談ください。
4. 購入後のメンテナンスでより良い「きこえ」へ
補聴器の効果を最大限に引き出すには、定期的な調整とメンテナンスが欠かせません。当院では、専門の補聴器適合判定医と言語聴覚士が連携し、装用者一人ひとりに合わせた細やかな調整を行っています。購入後のサポートを通じて、より良い「きこえ」を提供します。
安心して使い続けるためにも、フィットからメンテナンスまであべ耳鼻咽喉科アレルギー科クリニックにお任せください。